寒暖差アレルギー

 

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  2. こんにちは
  3. あいりお耳鼻科です!

 

 

  1. 最近よく耳にする
  2. 寒暖差アレルギーをご存じですか?

 

 

  1. 寒暖差アレルギーとは読んで字のごとく、
  2. 寒暖差(気温差)によって生じる
  3. アレルギー反応のことを言います。
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  5. ただ、寒暖差アレルギーの発症に
  6. アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)
  7. は関係がなく、
  8. アレルギーと言いながらも
  9. 実際は自律神経の乱れによって引き起こされます。
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  11. つまり、寒暖差アレルギーは激しい気温
  12. の差によって、
  13. アレルギー症状に似たものを起こす症状なのです。
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  17. 寒暖差アレルギーとはどんな症状?
    寒暖差アレルギーとは約7度以上の
  18. 寒暖差によって引き起こされる
  19. アレルギー症状です。
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  21. 寒暖差アレルギーは
  22. 血管運動性鼻炎としても知られていて、
  23. 発症すると風邪でもないのに、
  24. 鼻水や鼻づまり、くしゃみなどが出ます。

 

 

 

    1. 寒暖差でこんな症状は出ませんか?
    2. 寒暖差アレルギーのセルフチェックリスト
    3. ⭕️蕁麻疹(肌の湿疹・かゆみ)が出る
    4. ⭕️鼻水・鼻づまり・頭痛・くしゃみ・咳の症状はあるが、熱がない
    5. ⭕️鼻水は透明の水のようである
    6. ⭕️食欲低下・胃腸が弱っていると感じる
    7. ⭕️ストレスを感じてイライラすることが多い
    8. ⭕️目のかゆみや充血はない
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    10. ☑️1つ以上当てはまる人は、
    11. 「寒暖差アレルギー」を発症している
    12. 可能性が高いです。
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  4. 寒暖差アレルギーの原因とは?
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  6. ⚫︎気温差による自律神経の乱れであると
  7. 考えられています。
  8. ⚫︎もう一つの原因は、温度変化です。
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  10. 冷たい空気を吸い込んだり、
  11. 急に暖かい部屋に入った時に
  12. くしゃみや鼻水が出ます。
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屋内より、屋外に出たときの方が症状が
  14. 出やすいようです。

  15. お風呂上がりや、寝床から起きがけなど
  16. 体が冷える時にも
  17. 症状が出る方がいます。
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食事の時に鼻水がたらりと
  20. 流れてしまう方や、まぶしい光を見ると
  21. 症状が出る方もいます。

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  23. 冬ばかりでなく、夏でもクーラーの
  24. 効いた冷たい部屋に入ると
  25. 症状が出ることがあります。
  26. このような方は症状は似ていますが
  27. アレルギー性鼻炎ではなく、
  28. 血管運動性鼻炎といいます。

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  30. 鼻の粘膜の神経が過敏になっているので、
  31. 温度変化や光、埃などの物理的刺激で
  32. アレルギーとよく似た症状が出ます。

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  34. 抗アレルギー剤や点鼻薬も
  35. 効果を期待できますが、
  36. 体を温めて、鼻粘膜の過敏性を抑える漢方も
  37. 効果があります。

 

 

 

  1. 「アレルギー症状が出ないように」する対処法
  2. ⚫︎「温度差7度以上」に注意する
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  4. 温度差が7度以上になると発症しやすいと
  5. 言われています。
  6. 寒い日は、特に首回り・手首・足首を暖かくして出かけましょう。
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  8. ※鼻水や鼻詰まりの症状が強い方は
  9. 鼻腔内と外気との温度差をなくすために
  10. マスクをすることも効果的です。

 

 

 

  1. ⚫︎自律神経を整える
  2. 早寝早起き、栄養バランスの見直しを心がけ、
  3. 自律神経の乱れを防ぎましょう。
  4. 自律神経を整えるには、
  5. ビタミンB1やビタミンC
  6. ・カルシウム・ タンパク質を
  7. 摂ると良いと言われています。
  8. 予防法を実践してみましょう。

 

 

 

  1. 寒暖差アレルギーについて、
  2. 寒暖差対策や生活習慣を整える
  3. といった対策を講じても
  4. 症状がよくならない場合は、早めに
  5. 耳鼻咽喉科で精査を受けられると
  6. よいでしょう。

 

 

あいりお耳鼻科12月の診療予定です。

 

 

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2023年11月25日