プールの季節になりました。

 

 

 

 

こんにちは!あいりお耳鼻科です。

 

 

学校でもプール授業が始まりましたね!

これから海やプールに行く方も多いかと

思います。

 

 

泳いでいて耳に水が入ってしまった

耳に水が入った後なかなか抜けない

 

という経験をされた方も多いのでは

ないでしょうか。

 

今回はプールで耳に水が入った時の

抜き方についてご紹介します。

 

 

 

  • 耳に水が入るとどんな症状がでるの?
  •  

まずは外耳道に水がたまることで

外部からの音が小さく聞こえる

耳閉感が出現します。

  1. また、耳に水が入ると自声強調といって、
  2. ご自分の声がやたら大きく聞こえる
  3. という症状が現れます。
  4. これは耳栓をした時にも現れる症状で
  5. 外耳道の中で新たな共鳴腔ができるからです。

 

 

 

耳に入った水を放置しておくと

どうなるの?

 

正常の耳では、ほとんどの場合自然に

蒸発して元に戻ります。

夜寝る時は、耳に水が入った方を下にして

寝るようにしましょう。

翌朝には水が抜けていることも多いです。

 

しかし、外耳炎があったり、

耳垢が多い耳などではそのまま湿った状態で

残ることがあり、時に感染の原因になります。

また、鼓膜に穴が空いている慢性中耳炎の

状態であれば感染を起こし耳漏の原因にもなります。

 

 

プールが始まる前に学校で耳鼻科検診が

行われるのはこのような危険性がないか

耳内のチェックを行うためです。

 

 

耳閉感や自声強調などの症状が

数日以上持続する場合や

耳痛、耳漏が出現した場合は、

耳鼻科に受診されることをおすすめします。

 

 

耳を健康に保ち夏をおもいっきり

楽しみましょう!

 

 

2024年06月19日